本当に愛がある人は会って言ってくれる
――Instagramでの投稿が毎回ネットニュースになるくらい話題になる本田さんですが、SNSを使ううえで意識していることはありますか?
SNSはメッセージを送れる設定にはしてないので、ファンの方とコミュニケーションを取る場ではないんですけど、「私がいま何をしているか」を皆さんにお伝えしたいな、と思って始めました。
本当にただ写真と短い言葉を載せているだけなので、喜んでいただける方も、そうじゃない方もいるかもしれないですけど、私もファンの方も気軽に楽しめるコンテンツとして使っているかなと思います。
――ちなみにエゴサーチはされますか?
SNS系のアプリを携帯にほとんど入れていないので、エゴサーチはしないです。やっぱり一番大事なのは、友だちや家族だったり、先輩方だったりが「望結ちゃん、ここはこうしたほうがいいよ」とか「それは間違っているよ」って直接伝えてくださる言葉だと思っています。
愛があるからこそ、私に直接言ってくれるわけじゃないですか。そういう言葉は信頼できるけど、簡単にパパッと打って、ボタンひとつで世界に発信できてしまう、私に届いてしまう言葉っていうのは、信じなくていいものも多いのかなと思います。
ファンの方でも、イベントで「望結ちゃん、〇〇だね」って直接言ってくれて、私が「本当ですね、直します」みたいなやりとりも過去にあったぐらい。本当に愛がある人って、やっぱりちゃんと会って言ってくれるんです。
そういう方を大事にしたいですし、そういう方からの言葉を信じていきたいです。
――ファンの方はどんなことを伝えてくれるのですか?
私が関西出身なので、関西のファンの方も多くて、「この前の番組のここがよかった」とか、「あそこはもう一個、〇〇してほしかった」とか、お笑いに対して厳しい意見を多くいただきます。
芸人さんを目指しているわけではないんですけど、お笑い要素を求められがちです(笑)。
取材・文/佐藤麻水
撮影/飯岡拓也