幼少期からカメラの前でスイッチが切り替わる
――6月1日で19歳の本田さんに今回は、幼少期から現在に至るまでの半生についてお聞きしていきます。幼少期の写真がこちらにありますが、それぞれ思い出はありますか?
本田望結(以下、同) ソファに座っているのは1歳の頃の写真ですね。ソファで撮った写真はほかにもたくさんあるんです。兄の学校のノートを読んでいる写真も残っているんですけど、全部(ノートが)逆さまなんですよ(笑)。
5歳の写真は、しっかりメイクをしているから、フィギュアスケートの試合の日に撮ったんだと思います。この白い衣装は、たぶん「白鳥の湖」かな。
9歳のときにはすでにお芝居をやっていたので、これは撮影現場での写真ですね。幼い頃から写真を撮るのも撮られるのも好きで、撮影の合間に「写真撮って」って母に言って、思い出を残していた記憶があります。
――幼少期はどんな子どもでしたか?
幼い頃はわりと人見知りでした。3歳で子役やキッズモデルを始めたばかりの頃は、母の手をずっと握りしめて、後ろに隠れていたんです。マネージャーさんにも「おはようございます」「お疲れさまでした」「ありがとうございました」を話せたら上出来という感じでした。
でも、その頃から、カメラが回ると急に泣き止んだり、恥ずかしがりモードがなくなったりして。「カメラの前だとスイッチが切り替わる」と周りの皆さんから言っていただくのと同時に、自分自身もそうだと感じていた気がします。