絶大な効果を感じたマッサージガン。
もはや手放せないアイテムに

で、肝心の結果だが、これがまあ実に効果てきめんだったのだ。

マッサージガンは、体に当てるとズドドドドドド!とばかりに、予想以上の衝撃が伝わってくる。
道路の工事現場なんかで地面を突き固めるために使われる、“タンピングランマー”という工具がある。
機械の自重と衝撃盤の上下運動で地面に衝撃を与える道具だが、僕は『マッスルショットプレミアム』を使うたび、頭にそれが浮かんでくる。
ヘルメットをかぶって作業着を着た小っちゃなおっさんが、小っちゃなダンピングランマーを、僕の体に当てているイメージだ。

タンピングランマー/illust AC
タンピングランマー/illust AC

道路工事のタンピングランマーは地盤をガッチリ固めるが、マッサージガンの衝撃は逆に、体の筋肉を緩める方向で働くという、根本的な違いはあるが。

痛みの原因となっている凝りの部分に『マッスルショットプレミアム』を当ててスイッチオン。
ショットが打ち込まれている間から、「これはジンジンと効いてるな〜」と感じる。
ショット終了後、体をひねったり腕をあげたりしてみると、明らかに痛みが軽減していることがわかるのだ。

使う場所によってアタッチメントを交換
使う場所によってアタッチメントを交換

手で確かめてみると、皮膚の奥の方に感じられたゴリゴリはだいぶ柔らかくなっている。
多分、僕の筋膜痛はそれなりの重症だったようで、1日で治ることはなかったが、『マッスルショットプレミアム』を数日間使い続けた結果、見違えるほど症状が軽くなった。

ここのところ、この痛みを悪化させてはいけないと思い、日常的にやっていた運動は控えているのだが、これから復活させたら、運動後の筋肉にも使えそうだ。
マッサージガンというデバイスは凝りや痛みの解消だけではなく、ワークアウト後の筋肉をリラックスさせるためにも使われるからだ。

今のところ本当に気に入りすぎていて毎日毎日使っているし、旅行なんかに行く際にも、持ち歩くことになるのは間違いなさそうだ。
マッサージ業界や筋肉業界も進化しているんだなあ、と感じ入ったお話でした。

マジでおすすめです。


写真・文/佐藤誠二朗