添付ファイルの容量は何MBまでOK?

添付ファイルのサイズが大きいと、相手が受け取れずに戻ってきてしまうことがある。

添付ファイルのサイズ制限に引っかかると、「MAILER-DAEMON」や「Mail Delivery Subsystem」というエラーメッセージが返ってくることが多いが、ここで「なんだか英語のメールが来たけれど迷惑メールかな?」と無視してしまうと、相手にはずっと届かないままだ。

エラーメッセージに気づかないのは一番の悪手だが、そもそもサイズ制限に引っかからなければそれに越したことはない。

では、添付ファイルの容量は何MBまでならよいのだろうか?

ひと昔前は、「添付ファイルの上限は2〜3MBくらいまで」と言われていた時期もあったが、今のインターネットプロバイダは、メール1件あたり20MB〜25MBあたりを上限としているところが多い。さすがに3MB以下というところは見当たらない。

しかし、企業のメールアカウントに関しては話が別だ。

企業が管理するメールアカウントでは、その企業の情報システム部が運用方針を決めているケースが多い。情報システム部の方針によっては、メール1件あたりの容量をかなり低く設定している可能性があるのだ。

結局のところ、「何MBまでなら安全」と言い切れる指針はないが、それでも今どきは5〜10MBくらいまでなら問題なく送信できることが多い。10MBを超えるようなら、念のため送信先に受け取り可能かどうかを確認するか、そうでなければファイル転送サービスなど別の方法を使うのが無難だろう。

「サイズは10MBまで」「ファイル名に日本語はNG」「パスワード付ZIPは時代遅れ」… 相手に常識知らずと思われないためのメールの“添付ファイル”最新マナー_1
Gmailの場合、受信できる添付ファイルの上限は1件あたり50MB。相手のメールアドレスがGmailなら、大きめのファイルを送っても受け取ってもらえる
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