#1 マイナスをプラスに変える! 4段階のビジネスメールテクニック

反省していることを伝える

自分がミスをして相手に迷惑をかけたとき、反省して同じ失敗は二度としない、という意志を伝えることがあります。実際にそこそこの迷惑をかけ、こちらに改める必要がある場合の文例です。「謝り度」はさらに進んで3になりました。

誰にでもできる! 謝罪の段階別・ビジネスお詫びメールの書き方_1

おわびするべき事実を伝える
▶こちらの誤記だったことが判明いたしました


こちら側の失策を記すのは気が進まないものですが、あいまいにしてはいけないところです。相手の指摘以外にも失策が見つかれば、それも具体的に述べます。

反省の気持ちを示し、相手にかけた負担を書く
▶あってはならない誤りであり、深く反省しております
▶ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございません


こちら側がこの誤りをどう受け止めたかを述べた上で、相手にどんな負担をかけたかを短く記します。ここでは「ご迷惑をおかけし」という表現でいいでしょう。

▶恥じ入るばかりです

何らかのミスをしたときに感じる気持ちは「申し訳ない!」とともに「恥ずかしい!」ではないでしょうか。素直な気持ちの表現として使えます。

▶ご指摘の点、深く肝に銘じます
▶今回のことを今後に生かしてまいります


どちらも反省の意味で使えることばです。注意したいのは、相手のアドバイスの種類を強調しないこと。たとえば「お叱りは肝に銘じます」などと、つい書きたくなります。でも、「自分は叱っていないぞ」と相手は不愉快に思うかもしれません。むしろ、自分が今後どうするのかを中心に述べましょう。