「場合による」が圧倒的多数!
政府がマスク着用について、3月13日から個人の判断に委ねる緩和の方針を打ち出したのは2月10日のこと。同日、岸田文雄首相は視察に訪れた小学校で「ぜひ卒業式においては、お互いの笑顔を見ながら参加してほしい」と、マスクなしでの卒業式を推奨するコメントを発した。
“個人の判断に委ねられた”国民たちは3月13日以降、マスクを着けるのか、着けないのか。集英社オンライン編集部は若者の街、渋谷で100人に対してアンケートをおこない、その実態を調査。その結果はというと……
着用する 28人
着用しない 7人
場合による 64人
「着用する」と回答した人は「着用しない人」の4倍。やはりまだまだマスクなしでは不安ということだろう。
今までどおりマスク着用すると答えた人たちの意見は以下のとおり。
「営業の仕事をしているのと、一緒に暮らす家族のことを考えると、リスクは負えない。しばらくはマスクを着け続けるつもり」(28歳男性・会社員)
「お客様と対面する機会が多く感染リスクが高い。ひとり暮らしなのでコロナになったら頼れる人がいない」(30歳男性・不動産業)
「飲食店で働いているのでマスクなしの生活は難しい。しかもうちの店は人手不足。自分がコロナになったらお店がまわらなくなってしまう」(27歳男性・飲食業)
また、マスク着用のメリットは感染予防だけではないようだ。
「マスクで口元が隠れてメイクが楽チンだし、顔もかわいく見えるんで、このままマスクをつけていたい」(17歳女性・高校生)
「感染予防というよりかは、花粉症がひどいので花粉が飛ばなくなるゴールデンウィーク明けまではマスクするつもり」(26歳男性・会社員)
一方で、少数ながらマスク生活とサヨナラするという7%の人の意見は……。