気になるポイント3:2倍ととのう! バロウ製バレルサウナとオロポ色の温泉

農園リゾート・おふろcaféかりんの湯でととのった〜!サウナ好きライターが体験レポ_o

オープンなサウナを楽しんだあとは、大浴場にあるサウナへ! 「おふろcaféかりんの湯」には男風呂・女風呂ともに窓付きのベーシックな2段サウナ(右)と、今回新設された特注のバロウ製バレルサウナ(左)、2つの水風呂、そして広い“ととのいスペース”があります。(サウナハットスタンドがあるのも地味に嬉しい…)

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バレルサウナは樽型で奥にサウナストーブがあり、向き合う形で座るのが特徴。形状上、サウナストーンから発生した蒸気がサウナ全体をすばやく循環するので、座る場所に関わらず全員が快適なととのい体験ができます。

女性用の設定温度は85度ですが、アロマ水を用いたセルフロウリュができるので、私が入ったときには調子に乗って92度まで爆上げ! 設定温度がちょっぴり低くても、自分で調整できるのがセルフロウリュの素晴らしいところですね。

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扉の向こうは、国産木材のみを使用したなんとも美しい造りにうっとり…。

人と向き合うのはちょっと恥ずかしいなぁ…と思いつつ、「ロウリュしてもいいですか?」などと小さくコミュニケーションを取るのもオツなもの。

ロウリュをした瞬間から温度と湿度が急上昇し、一気に汗が吹き出してきます。耐えて耐えて耐えたのちにドアを開けてヒノキ浴槽へ突撃。地下水を汲み上げた冷え冷えの水風呂を贅沢に独り占めしたあとは、“無重力”なリクライニングチェアを限界までググッと倒します。

寝転んでから初めて気付いたのですが、ここって空がとても広いんです。視界を遮るような電線もなく、建物もなく。昼サウナでは青空を、夜サウナでは星空を眺めながら、心ゆくまでととのえることができます。はぁ、気持ちいい。

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ちなみに、こちらには1500メートル地下から湧き上がる「含鉄・よう素-ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉」という珍しい温泉があり、ほんのり黄色みがかっている様子が“オロポ色”と呼ばれているそう。たしかにこの色はまごうことなきオロポ(オロナミンCをポカリスエットで割ったサウナー愛飲ドリンク)…!

源泉のままだと濃すぎて設備が壊れてしまうため、内湯は50%、外湯は30%に薄めているそうですが、かなり塩分が強めなので湯冷めしにくく、ぽかぽかが持続するのが嬉しい。オススメは、温泉→サウナ3セット→温泉の温泉締めです。