セックスの時に気になった「下半身の臭い」

商品の最大の特徴は、村上さんが自らセレクトした女性が好む香りが使用されているところ。村上さんがこのブランドで目指したのは、行為中に本能が刺激されるような気分になれるような香りだ。いざ本番となった時に女性が五感で快感を得られるよう、ベッドシーンを意識した作りになっている。

また、ブランド名の「PHEROS」は"フェロモン"と"エロス"を掛け合わせたネーミング。男性の色気を醸し出させて女性の気分を盛り上げてほしいという願いが込められている。このような女性目線のコンセプトになった理由には、村上さんのある実体験があった。

「男性とセックスをすることになった時、私が一番気になったのが男性の体臭、特に下半身の臭いでした。あまりに強烈な臭いに気持ちがガクッと下がってしまったことが何度もありました。これは女性同士の会話でもよく話題になることで、男性の股間の臭いを嫌がる人はとても多いですね。女性は男性の下半身に顔を近づける機会もあるので、どうしても気になってしまうのだと思います」

きっかけは「行為中、相手の男性の臭いがキツすぎた」こと。女性社長が挑む男性の下半身ケアの普及とケアブランドの設立_3
ウッディームスクとラベンダーがエキゾチックな魅力を引き出すデリケートゾーン用石鹸と保湿ローションの組み合わせ「CHARMANTE LE SAVON」
きっかけは「行為中、相手の男性の臭いがキツすぎた」こと。女性社長が挑む男性の下半身ケアの普及とケアブランドの設立_4
ムスクとアンバーの深く優雅な香りとバニラの甘くとろける様な香りのデリケートゾーン用石鹸と保湿ローションの組み合わせ「LUXE PERFUME」

セックスでは男女が裸で抱き合う以上、互いの体臭が気になってしまうのも事実だ。だからこそ女性の気分を害さず行為に臨むためには、自身の体臭をケアすることがとても重要になってくる。

「昔、香水を股間に直接かけている人がいて、いい香りだったので気分がよくなりました。ですが、香水では『さすがに香りがキツすぎるな』と思い、ふわっと香るソープを作ってみてはいいのでは、と考えてこのブランドを作りました。
また、このブランドはデートの前の香水代わりに使ったり、自分の気持ちを上げるために使ったりなど、さまざまな用途で使用できるように設計しています。ぜひいろんなシーンで手にとっていただけたら嬉しいです」