「丸亀うどん弁当」をまとめ買いする新たな需要

また、「丸亀うどん弁当」の販売開始から最初の1年は、期間限定の商品を毎月にわたって投入し、飽きがこないように心がけていたという。

「お店で使う限られた食材の中で、いかに味のバリエーションを広げられるか。お客様に足を運んでもらえるような商品をラインナップできるかを念頭に置いて、開発を行っていました。味付けの工夫や具材の組み合わせ、季節の味わいを取り入れるなど、常にブラッシュアップしていく気概で取り組んでいましたね」

こうした開発に対するこだわりのほか、コロナ禍によるテイクアウト需要の高まりも相まって、丸亀うどん弁当は消費者の心を掴んでいった。

利便性を追求するために、うどん弁当用のテイクアウト窓口を備えた店舗も増やしており、順次改装を進めていくという。

浦郷氏は「『丸亀うどん弁当』が新しいカテゴリーとして、お客様に認知していただけていると感じている」と語る。

「以前から、丸い容器にうどんを詰めたテイクアウト商品はお店で販売していました。他方、『丸亀うどん弁当』はテイクアウト商品というより、『うどん弁当』というカテゴリーを創出できたと思っています。店舗の立地にも寄りますが、丸亀製麺の路面店の中ではまとめ買いする需要も生まれているんです。

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郊外型の店舗ではまとめ買い需要もある

ファミリー用に複数個のお弁当を購入するお客様など、さまざまなニーズを取り込むことができています」