細やかなおもてなしこそ「湯道」の精神
お風呂にたっぷり浸かった後に飲みたくなるのは、昔ながらの瓶に入った牛乳やコーヒー牛乳。界では湯上がり処にて、期間・数量限定で牛乳やコーヒー牛乳を無料で提供してくれる。ここはぜひ、映画に登場するキャラクターになったつもりで、腰に手を当ててグイッといきたい。
※おもてなしは3月31日までの提供。
そして館内には、劇中で「湯道会館」に掲げられていた名言「湯道温心」の掛け軸が。京都大徳寺真珠庵第27世住職の山田宗正氏が書いたダイナミックな文字と、心静かに対峙すべし。
美しい景色を見ながら、広く大きなお風呂に浸かることができるのは、温泉旅行の何よりの楽しみ。さらに、コラボ宿泊プランで映画『湯道』の世界を追体験すれば、日頃の疲れが吹き飛ぶような、心うるおうスペシャルな入浴体験ができるはずだ。
取材・文/松山梢
#2『湯道』×星野リゾート「界」コラボ・体験レポートはこちら
映画『湯道』追体験プラン
宿泊期間:2023 年 2 月 23 日~3 月 31 日 *延長する可能性があります。
対象施設:界 21 施設 *組数限定
料金:32,000 円~(2 名 1 室利用時 1 名あたり、サービス料・税込)
含まれるもの:夕食、朝食、湯道具(ガイドブック、水吞み、手ぬぐい)、専用湯桶貸し出し
予約方法:2023 年 1 月 18 日公開の専用サイトから Web 予約
専用サイト:https://www.hoshinoresorts.com/sp/kaiyudo/
予約開始日:2023年1月18日
映画『湯道』(2023) 上映時間:2時間6分/日本
亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然戻ってきた三浦史朗(生田斗真)。帰省の目的は、店を切り盛りする悟朗(濱田岳)に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを伝えるためだった。一方、「お風呂について深く顧みる」という「湯道」の世界に魅せられた定年間近の郵便局員・横山(小日向文世)は、湯道会館で家元から入浴の所作を学び、定年後は退職金で「家のお風呂を檜風呂にする」という夢を抱いていた。
そんなる日、ボイラー室でボヤ騒ぎが起き、巻き込まれた悟朗が入院することに。銭湯で働いている看板娘いづみ(橋本環奈)の助言もあり、史朗は仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごすことになる。
公開中
配給:東宝
公式サイト:https://yudo-movie.jp/story.html
©️2023映画「湯道」製作委員会