まずは第5位から3位の発表。
知る人ぞ知る兵庫の昭和風情な温泉もランクイン!

東海・近畿・四国という広範囲をグルグルし、たまたま行き着いた10の日帰り温泉を主観でランキングするだけなので、資料的な価値はまったくないが、そのへんはどうかご容赦ください。

それに僕はいまいち流行に乗り切れず、サウナは苦手なので足を踏み入れない。
サウナ好きな人は、もっといろいろ知りたいことがあるかもしれないけど、そのへんも面倒見切れないので悪しからず。

以上のようなエクスキューズをしつつ、では第5位からいってみよう!


第5位
香肌峡温泉 いいたかの湯

住所 三重県松阪市飯高町宮前177(道の駅飯高駅)
料金 660円
入湯日 2023年1月20日(金)

道の駅に併設されている温泉は、実はいいところが多いということを、これまでの旅で学んでいたので、ここを見つけたときも迷わず訪れた。
薬草風呂やカメ風呂、蒸し湯など、湯がバラエティに富んでいた。
さらっとした軽い泉質だが、奈良・吉野の山道をひたすら走った末に到達した温泉だったので、身体にたまった疲れや凝りが一気に解けた感じがした。
露天風呂から見える山の景色や、眼下に流れるせせらぎの音もいい感じ。

東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_2
道の駅飯高駅
東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_3
いいたかの湯の入り口

第4位
掛川つま恋温泉 森林の湯

住所 静岡県掛川市満水2000(つま恋リゾート 彩の郷)
料金 1100円
入湯日 2023年1月22日(日)

広大な自然に囲まれた、掛川市の滞在型リゾートホテル「つま恋リゾート 彩の郷」内にある、日帰り入浴施設。
山の木々に囲まれた露天風呂が特に充実している。
日が暮れてからでも木々はライトアップされており、高い壁もないので、まるで森林浴をしながら入っているような気分になる。
お茶の産地として有名な掛川の温泉なので、内湯には「お茶風呂」があった。
香りも色も、まさしくお茶そのもの。
浸かることで果たして薬効があるのかはわからないけど、ちょっと珍しくて面白かった。

東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_4
森林の湯の入り口

第3位
湯元・天然温泉 朝日温泉

住所 兵庫県神戸市兵庫区永沢町2-3-3
料金 450円
入湯日 2023年1月19日(木)

旅先の温泉は、どちらかというとリゾート的なところを選びがちだが、ここは例外。
街中にある“ザ・昭和の銭湯”という雰囲気で、個人的には小林じんこ作の80年代名作漫画、『風呂上がりの夜空に』の花の湯を思い出した。
浴場も昭和を極めたりという感じだが、ここは歴とした温泉。
とろみのある少し茶色のお湯は源泉掛け流しで、非常に気持ちがいい。
そうそう。
こういうところには……と思ってキョロキョロしてみたら、やっぱり。
背中一面に、立派なモンモンを背負ったお兄さんが一人、洗い場にいる。
湯煙でよく見えないが、絵柄は弁天様だろうか。
いや、これ以上ジロジロ見るのはよそう。危ない危ない。
ということで人を選ぶ温泉かもしれないが、僕にとっては色々と興味深くて楽しかった。

東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_5
朝日温泉の入り口
東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_6
昭和情緒に溢れている
東海・近畿・四国を巡った10泊11日車中泊旅では毎日温泉に。特に良かったのは愛知のあの温泉だった!_7
脱衣所もまるで映画のセットのような昭和感