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頭木弘樹(左)、永井玲衣(右)
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これがそうなのか
著者:永井 玲衣
定価:1,980円(10%税込)
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ながい・れい ◉ 91年東京都生まれ。24年わたくし、つまりNobody賞を受賞。きき合い考え合う哲学対話を各地でひらく。八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」でも活動。著書に『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』『さみしくてごめん』。
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永井玲衣『水中の哲学者たち』
晶文社 定価1760円(税込)
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。
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頭木弘樹『痛いところから見えるもの』
文藝春秋 定価1870円(税込)
潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――。絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく“文学の言葉”という地平。なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本。
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かしらぎ・ひろき ◉ 64年山口県生まれ。闘病生活中にカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆する。著書に『絶望読書』『食べることと出すこと』『自分疲れ』『口の立つやつが勝つってことでいいのか』など。
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フランツ・カフカ・著
頭木弘樹・編訳
『絶望名人カフカの人生論』
新潮文庫 定価649円(税込)
「いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです」。これは20世紀最大の文豪、カフカの言葉。日記やノート、手紙にはこんな自虐や愚痴が満載。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはいた、カフカの元気がでる名言集。