箱根駅伝での意外な心配事

――運営管理車(選手に並走する監督車)からは、どんな声がけを考えていますか?

あれって考えて言うものなんですか? 「1㎞は気をつけて入って」とか「5㎞14分●秒だから、そのままいこう」とか、ですかね。特には考えていないです。それよりも、トイレには行けるのだろうか……そっちのほうが心配です(笑)。

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――1年早く、箱根駅伝出場の目標を達成したことで、2023年以降、また新たなチャレンジができるのではないかと思うのですが、今後の展望はどのように考えていますか?

シード権を獲ることができれば、2023年は学生三大駅伝(出雲、全日本、箱根)出場が目標になってくると思います。

今回の箱根でシード権を獲れれば、出雲も箱根の第100回大会の出場権も得られますし、あとは春先の全日本選考会を狙っていきたい。

シード権があるのとないのとでは1年の流れが全然違います。一番いい流れを組めるように、シード権を獲りたい。可能性がゼロだったら目標にしません。1%でも20%でもチャンスがあるんだったら、最大限狙っていきます。

あとは一つひとつのトラックレースも大切にし、彼らが個々の目標に向かって楽しく陸上競技をやっていけるような環境づくりを継続してやっていきたいです。

一人ひとりが結果を残して、自分を満足させる――それがチームの満足にもつながると思いますから。

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終わり

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取材・文/和田悟志
撮影/岡庭璃子
編集/一ノ瀬 伸