一命を取り留め、一般病棟に移ることができた私は、「くも膜下出血を発症し職も失った。完全に人生の底をついた。あとは上がるだけだ!」と思っていました。
しかし、そんなことはありませんでした。更なる地獄が待ち受けていたのです。
地獄の始まりはお見舞いに来た母方の叔父の一言からでした。
「マーちゃん、札幌のどこで倒れたの?」
私は答えました。
「それが…よく憶えてないんですよー(ウソ)」
そこからお見舞いに来ていた親族総勢12名による「どこで倒れていたか推理合戦」が始まったのです。私は「絶対に倒れた場所バレたくない! バレるくらいなら死んだほうがマシ!」と思いました。
果たして、12人の優しい親族たちは真実に辿り着くのか!?
「一流」とされる組織ほど内向き「論理的に相手を説得できる人材」より「空気を読んで、円満な人間関係を築ける人材」を重視する奇妙な日本企業
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #5