座り方編:座った時の足元、膝に要注意!
●「ちょっとだけ」でも間違いなく加齢見え
気温が上がってくると……いえ、暑い季節に限らず1年中見掛ける光景かもしれません。パンプスからちょっとカカトを浮かせている女性。
巷で言われるオジサマのように、靴を完全に脱いでいるわけではないので、本人としては、「そんなに気づかれていないはず」と思っているかもしれませんが……電車でもレストランでもオフィスのデスクや会議中であっても、実はしっかり周囲の方の目に入っているものです!
靴の中に少し空気を入れたい思いもあるでしょう。しかし、これも立派なオバサマ年代の「美意識」の欠如です。
どんなに美しいお顔立ちの女性であっても、どんなに美しく着飾った方であっても、そんな足元を目にしたら……途端に、「美を意識しなくなったオバサマ」としてガッカリされてしまいますよね。100年の恋も冷めてしまう、とはこのこと!
マナーとしてもよろしくなく、近くにいる方を不快にさせてしまうことをも考えると、人前で靴を脱ぐ、浮かす行為は絶対にNGです。
Point! 実は見られています! あなたの足元
●膝のスキマは緊張感なくガッカリ感アップ
私の講座やセミナーで、着席された受講生さんを見渡した際、とても気になることがあります。それは、膝。マナーや立ち居ふるまい講座の場合は、みなさま緊張されているようで、初めの4~5分は姿勢を正され、膝もきちんと付けている姿が見られます。それが、いつしか時間とともに……そう、なんともだらしがないオバサマに。
ご本人は気づいていないのですが、実は、ほんの少しでも両膝にスキマがあいている姿は、講師の位置から大変目立つものなのです!
そこで私が指摘し、ギュッと閉じていただくのですが……「外ももが痛いです」「私は内ももに来ています!」「先生、ウエストの辺りが筋肉痛で……」と悲鳴を上げ、ほんの何分も続かない方の実に多いこと!
これはただの癖です。いつも膝を付けていないがゆえに、若さと美を手に入れたいレディが使うべき筋肉を甘やかしていた結果、辛く痛くギブアップしてしまうのです。
私がそんな女性たちに必ずお伝えする言葉は、「レディは膝を離さない」! 日々の意識で筋肉痛もなくなり、年齢もマイナスに!
Point! 諏内えみ訓戒! 「レディは膝を離さない」