会話に出てきた「好きな物」はメモ
以前話したことを覚えていて気にかけてもらえたら、とてもうれしいですよね。
「自分ではいつ話したか覚えていないのに、後輩から『Kさんが果物のなかで桃がいちばん好きと言っていたことを、福島を旅していて思い出して』と桃が送られてきてキュン」(アパレル・28歳)
「ずーっと前に何気なく言った『私がいちばん好きな花はカラー』という言葉を覚えていてくれて、部署異動のときにカラーいっぱいの花束をくれた後輩。なんてカワイイやつなんだぁ」(エネルギー・28歳)
この気くばりのポイントは、相手がいつ話したかわからないような何気ない話をきちんと覚えていたこと。そして、いざというときにその話を反映した贈り物ができたことです。
日常の何気ない会話は聞き流してしまいがちですが、たとえばその人の好きなお花や食べ物、好きな色などが会話中に出てきたらメモしておきましょう。いざというときの気くばりのヒントになります。
好かれる人の「気くばり新常識」#3はこちら
文/池野佐知子 写真/shutterstock