憧れのミニマムライフの予行演習として、車中泊の旅は最適かもしれない
車中泊という新しい趣味で僕が追求したいと思っているテーマは、“ミニマムな暮らし”なのである。
普段の僕は、長年にわたって買い込んだ物がゴチャゴチャワサワサとあふれかえる家で生活している。
生きていくのに本当に必要なものなんて、実はごく限られているのだというミニマムライフ派の主張に共感し、シンプルな暮らしに憧れる気持ちは強いのだが、現実はといえば、物に押しつぶされそうになりながら日々を過ごしているのだ。
でもいずれは、そうした生活を改めたいと思っている。
そして車中泊の旅をしようと思いついたとき、これは憧れのミニマムライフを試行できる装置なのではないかと気づいた。
なるべくお金をかけず手に入れた車をDIYで改造し、小さなスペースに厳選した生活道具を積みこむ。
そのスペースは移動可能なので、心地よい停泊地を求めながら旅をする。
これぞまさしく究極の、ノマドなミニマムライフなのではないか、と。
だから、“みちのく犬連れひとり車中泊の旅”に持ってきている道具は、本当に必要なものばかり。
その中から、主要な10点を紹介していきたい。