期待に応えられないことをわびる

マイナスをプラスに! 4段階で使い分けたいビジネスお詫びメール_3

「ご期待に沿えません」+「申し訳ありません」
▶どうかご容赦ください


「ご容赦ください」は「ご期待に沿えません」と「申し訳ありません」の意味が含まれる断りのことばです。
ご要望に沿いたいのはやまやまだけれど、どうしても状況が許さない。そんな気持ちで謝るときに使います。

▶お力になれず(ご期待に沿えず)申し訳ありません

おわびではありますが、感謝の意味合いも強く含んでいる表現です。相手がこちらに相談してくれた、こちらを頼りにしてくれたという場合、そのことに感謝を込めながらおわびする表現です。

×ご勘弁ください

「ご勘弁ください」も「ご容赦ください」と似た意味のことばですが、少し軽いニュアンスがあります。親しい間柄で、何か無邪気に頼まれたりして、「そんな仕事勘弁してくれよー」などと使うことはあるかもしれません。でも、「勘弁して」と言う場合、意味合いとしては「やめてくれ」に近く、一般的なビジネスでは使いにくいと言えるでしょう。