女性を監禁、不同意性交等の行為もした藤井被告

翌16日未明には、藤井被告と高梨受刑者が千葉県白井市の住宅に侵入し、軽乗用車や現金26万円やキャッシュカードなど7点を奪って逃走したとされる。

「藤井被告らは、住人の女性Cさん(当時70代)と娘のDさん(当時40代)に対し、『金はどこにある』などと脅し、左手の小指をつかんで手の甲側に折り曲げるなどの暴行を加えたとされています。Cさんは全治6週間、Dさんは全治3週間のけがを負いました」

千葉地裁(撮影/集英社オンライン)
千葉地裁(撮影/集英社オンライン)

そして翌17日未明には、藤井、久保田両被告と高梨受刑者の3人が共謀し、千葉県内の住宅に押し入り、現金やキャッシュカード、軽乗用車などを奪ったとされる。

「住人の女性Eさん(当時50代)は、顔面などを拳で殴られ、腹部を蹴られるなどの暴行を受け、右肋骨の多発骨折など全治約2か月のけがを負いました。

3人はEさんの手足を縛り、目隠しをした状態で、奪った軽乗用車に乗せて埼玉県川越市内のホテルに連れ去り、監禁したとされています。さらに藤井被告は、Eさんが抵抗することが困難な状態に乗じ、不同意性交等の行為に及んだとして起訴されています」

起訴内容について、藤井被告は被告人席に座ったまま「間違いありません」と認めた。

一方、久保田被告は「金額が違っています」と主張したうえで、「あとは間違いありません」と述べた。

久保田被告の弁護人は、船橋市の事件で奪われた現金について、起訴状に記載された970万円ではなく660万円だったとして、被害金額を争う姿勢を示した。両被告は起訴内容をおおむね認めており、今回の裁判では量刑が主な争点となる。

規制線が張られた横浜の犯行現場(撮影/集英社オンライン)
規制線が張られた横浜の犯行現場(撮影/集英社オンライン)