元メン地下アイドル男は伸ばしっぱなしの黒髪に黒いスーツ姿で出廷

この日、藤井被告は坊主頭に白いTシャツ姿で出廷し、時折、眉間にしわを寄せるなど硬い表情を浮かべていた。一方、伸ばしっぱなしの黒髪に黒いスーツ姿で出廷した久保田被告は、落ち着いた様子で、弁護士との会話中には笑顔を見せる場面もあった。

起訴状などによると、両被告は、それぞれが関与した事件を合わせて、千葉県内の強盗致傷事件3件、横浜市内の強盗致死事件などで起訴されている。

法廷で明かされた一連の事件の内容について司法担当記者が解説する。

「藤井被告と久保田被告は、2024年10月8日深夜から9日未明にかけて、千葉県船橋市の住宅に押し入り、就寝中だった男性Aさん(当時82歳)と妻のBさん(当時78歳)の顔面を殴るなどして、現金970万円のほか、通帳や財布などを奪って逃走したものとみられます。この時、両被告が報酬として30万円ずつ受け取っていたことも明かされました。

その後、久保田被告は、船橋市の事件から2日後の11日未明に、高梨謙吾受刑者(23=懲役16年の判決が確定)らとともに横浜市内の会社事務所に侵入し、現金約20万円や金庫、通帳などを盗んで逃走したとされています」

メン地下アイドルだった頃の久保田被告(知人提供)
メン地下アイドルだった頃の久保田被告(知人提供)
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さらに4日後の15日未明、藤井被告と久保田被告は、宝田真月被告(24=強盗致死罪などで起訴)とともに、横浜市青葉区の住宅に押し入った。この事件では、住人の男性が死亡している。

「3人は、住人の後藤寛治さん(当時75歳)の顔や体を拳や工具で繰り返し殴るなどして、現金約17万円のほか、指輪やイヤリングなど計99点を奪って逃走したとされています。後藤さんは全身打撲による出血で死亡しました。押収された貴金属からは、両被告の指紋が検出されています」