人生の先輩からのエール
2020年の活動開始以来、“推し”の選手ができてから周囲との交流が増え、高齢者施設のムードメーカーになった90代女性や、選手に「命尽きるときまでサッカーを楽しみなさい」というエールを送った107歳女性。
認知症の状態にありながら、遠い他クラブに移籍した“推し”の選手に会う夢を施設職員と一緒に叶えた80代女性など、運営側が掲げる「いくつになってもワクワクしたい、すべての人へ」のコンセプトのもと、さまざまな高齢者の方々の心揺さぶる物語が生まれている「Be supporters!」。
企画の一環である「人生の先輩からのエール」は、サントリーウエルネスとJリーグが全国各地のJクラブと連携し立ち上げたプロジェクト。高齢者たちが選手・クラブへの応援メッセージを記入した横断幕を製作し、9月のホームゲームで掲出するという試みを続けてきた。
2025年には5136名、なんと総年齢37万歳のエールが全国20のJクラブで掲出されたという。
今年は、その応援メッセージから“格言”を厳選。格言を送ってくれた人生の先輩の写真とともにポスターにし、スタジアム内や商店街、スポーツカフェなど街中に掲出するという。
歳を重ねて、誰かを励ます言葉をたくわえた人生の先輩からのエールは、選手やクラブのスタッフだけでなく、地域の若い世代たちを励ます言葉になっている。
高齢者を敬う敬老の日に、高齢者からも元気を分けてもらうことで、互いへの思いやりが深まる1日になることを願いたい。
文/集英社オンライン編集部













