“悔しい”と思えることが“まじで楽しい”
朝比奈は個人トーナメント戦「Mトーナメント2026」で、念願の“Mの舞台”を経験した。同卓した近藤誠一に役満をアガられるなどで予選1stステージで苦渋を飲んだが、確かな刺激を貰った。同卓した黒沢咲は、対局後に自身のXで「麻雀は強いし、志は高いし、間違いなく連盟の若手ホープだと思います」と、朝比奈についてポストしている。
麻雀は強いし、志しは高いし、間違いなく連盟の若手ホープだと思います✨
— 黒沢咲⚡️ (@kurosawasaki) June 8, 2026
お互い頑張りましょうね😆 https://t.co/CVq2GcyPgW
「プロになったからには“Mリーガーになりたい”という思いは最初からありました。『Mリーグ2026-27』のドラフトでは残念ながら選ばれませんでしたけど、周囲に期待してもらえたりすると憧れが強まりますし、“頑張らなきゃ”というポジティブな気持ちにもなれます。いつかはMリーグの舞台で打てるように、日々練習を重ねています」。
プロ雀士として戦う中で、精神面の負担を強いられることもある。負けたときはズドンと気持ちが落ち込むこともあるが、朝比奈は「私、“悔しい”と思えることが“まじで楽しい”と思ってしまうタイプなんです」と語る。
「大人になってガチ凹みしたり、熱くなって感情が揺さぶられることって、みんなが経験できるわけではないと思うんです。元々、サイバーエージェントに就職したのも“ABEMAをみんなで盛り上げようとする熱い会社だな”と思ったから。プロ雀士になってからもそういう環境に身を置けるのは本当にありがたいことだと思います」。
中高は名門の桜蔭に通った。進学校ゆえに部活動よりも大学受験を重視する風潮があり、部活動に全力を注げなかったことが心残りだ。「私、その頃から熱い性格なんです(笑)。バレーボール部に所属していたんですけど、チームメイトは練習熱心とは言えず、弱小でした。それこそ『ハイキュー!!』の世界に憧れていましたね(笑)。熱い勝負ができなかったという学生時代の後悔の気持ちはどこかにあると思います」と振り返る。
朝比奈の話を聞けば聞くほど、Mリーグというチーム戦に向いている性格に感じる。それを本人にぶつけると、「めっちゃ向いていると思います」と笑った。「世界麻雀の時にチーム戦を経験して、すごく楽しいと思いました。あの時からより“Mリーグの舞台で戦いたい”という気持ちが強まりました」。













