沖縄初上陸、ジロリアンが待ち望んだ“直系二郎”
ラーメン二郎の直系店が沖縄に初出店したことは、全国のラーメン二郎の熱狂的なファン“ジロリアン”にとって大きな意味を持つ。
沖縄店の開店を前日夜から注視し、記念すべき最初の一般客となったフードジャーナリストのクドウ氏も感慨深いと話す。
「すでにラーメン二郎は北海道、本州、九州に店舗があります。今回、沖縄に出店したということは、四国を除く主要地方に直系店がある状態になったといえます。
ラーメン二郎を食べたいと思ったとき、全国で多くの人たちが食べに行ける。かつては東京にしかなかっただけに、本当にいい時代になりました」(クドウ氏、以下同)
以前は、東京や関東近辺でのみ食べることができた希少なラーメン二郎だが、2013年3月に札幌、2014年9月に会津若松、2015年11月に新潟にそれぞれ出店した際にも大きな話題となったという。
「2017年4月に京都に出店したあたりから『もしかすると、もっと西にもラーメン二郎ができるかも』という期待が高まりました。そして2024年12月に福岡にラーメン二郎朝倉街道駅前店が開店し、その後に名古屋大曽根店も出店。流れとして、いつ沖縄に出店してもおかしくない状況でした」
では、なぜこのタイミングで沖縄への出店が実現したのだろうか。観光地としての集客力に加え、移住者や若者層の増加、沖縄におけるラーメン文化の広がりなども背景にあるのか。クドウ氏は、沖縄にはもともとラーメン二郎を受け入れる土壌があったとみる。
「出店までのバックストーリーはわかりませんが、ラーメン二郎の沖縄出店は必然だと考えます。そもそも沖縄では、二郎系と呼ばれているラーメン店『PORK MAN』や『麺屋雉虎』などが人気ですし、二郎系沖縄そばも人気です。
つまり沖縄には『これまでは二郎がないから行けなかっただけで、あれば行く』というファンが多い。潜在的なラーメン二郎ファンが多いので、それをカバーする意味でもラーメン二郎沖縄店の出店は必然といえます」
開店初日から行列ができたラーメン二郎沖縄店は、県内のラーメンファンにとどまらず、県外のジロリアンにとっても新たな“遠征先”となりそうだ。













