右腎臓の損傷は瀧澤被告の“ライダーキック”によるものの可能性がある
さらに、Dは「指紋が残るから」という理由で、長谷さんの服を脱がせて、全裸にしたという。
「瀧澤被告によれば、Dは長谷さんのパンツを脱がせるために、横をターボライターで炙って、切ったということだ。
その後、川口被告は長谷さんの頭髪、身体、陰毛などにも火をつけ、『いい感じに燃えてきた』などと囃し立てた。瀧澤被告自身も、川口被告に『根性焼きすれ』と促され、吸っている煙草を長谷さんに近づけたそうだ」(同前)
さらに瀧澤被告は、坂道で助走をつけ、「ライダーキック!」と言いながら長谷さんに二度の跳び蹴りをしている。これについて、瀧澤被告は、「ガチでやりたくなかったけど、笑い取れればもういいやと思って、暴力が終わると思ってやった。(川口被告が)動画撮りたいからもう1回やってと言ったので、もう一回やった」と話している。
この頃にはすでに長谷さんの顔面は腫れあがり、抵抗する力は残っておらず、言葉を発するのがやっとの状況だった。
その後、少年らは長谷さんからキャッシュカードを奪取し、暗証番号を聞き出すと、気温3度の公園に長谷さんを全裸のまま放置。コンビニで金をおろすと、全員で金を山分けし、ラーメンを食べに向かっている。
翌朝、心肺停止の状態で発見された長谷さんの死因は、外傷性ショック。全身の血液の20%~30%程度が失われ、損傷していないところがないほどのダメージを受けていた。
「解剖医によると、最も出血の多かった部位は頭部と顔面で、脳には急性硬膜下血腫やくも膜下出血もみられたそうです。髪の毛の一部は焼かれ、全身には円形のやけどと思われる部分もあったと言います。
解剖医は、瀧澤被告やDも加わった、最後の暴行によるダメージが最も大きく、映像などから急速に顔などの出血が広がり、弱っていく様子が見て取れたとも語っている。
長谷さんの背中側には、右腎臓の損傷も見られたが、これについて、瀧澤被告の“ライダーキック”によって損傷した可能性があるとも証言している」(同前)













