瀧澤被告は「キター!」って言って喜んでいた

瀧澤被告は主犯格とされる川口被告の中学時代の同級生で、少年Dは川口被告の中学時代の後輩にあたるという。

「事件当日、瀧澤被告とDは川口被告と川村被告、川村被告の彼氏である17歳の少年とともに、千歳空港で食事をしていた。午後10時頃、八木原被告から川村被告に長谷さんとの別れ話についての相談の電話があり、これに川口被告も介入。

『逃げたりしたら捜すからな』などと言って長谷さんを公園へ呼び出すと、5人は川村被告の車で江別へ向かった」(事件記者)

午後11時頃に5人と八木原被告と長谷さんが合流。川口被告が長谷さんの主張に腹を立て、「なめてるのか」と言って腹を殴ったことから、集団リンチに発展した。当時の心境を瀧澤被告は「えっと思ってびっくりしたし、やばいなと思った」と語っている。

川村被告と八木原被告
川村被告と八木原被告

「川口被告は何度も長谷さんを殴りつけ、それを見た川村被告はDに、『次!』などと促した。この時点では瀧澤被告とDは暴行には加わらなかったが、二人は川口被告を止めるどころか『ウケる』『笑いが止まらない』などと言いながら笑って傍観していた」(同前)

その後、川村被告も長谷さんの顔を踏みつけるなどして暴行に加わり、さらに「服に血がついた」ことを理由に、金銭の要求が始まった。

「長谷さんのリュックをひっくり返す川口被告らの横で、瀧澤被告も『小銭入れは俺にちょうだい』などと同調。被告人質問でこの時のことを尋ねられると、瀧澤被告は『キター!って言って喜んだ。

罪悪感が少しあったが、クレカ取ったのは川口被告でしたし、お金をもらうのは僕だけではないと安心して、罪悪感より喜びを感じた』と話していた」(同前)

八木原被告と川村被告は長谷さんのクレジットカードを使い、コンビニでタバコ32箱と八木原被告の弁当を購入。八木原被告が現場に戻り、「反省してない、もっとやって」などと焚きつけたことで暴行は再開され、さらにエスカレートしていった。

「この最後の暴行は1時間以上続き、八木原被告以外の全員が関与したことが分かっている。瀧澤被告が証言台で語ったところによれば、Dは長谷さんの顔や腹部、背中などを数えきれないほど蹴っていたといいます。

長谷さんに馬乗りになって腹パン(腹を殴打)をした際には、太鼓のようなドンとした音が響いていたとも話している。その時には、長谷さんはもう、あまり動いていなかったそうです」(同前)