「行きたくないけど、逆らうと面倒だから行ってくる」

Dは公判で、恩がある川口被告を「裏切りたくなかった。逆らえなかった」と語っている。だが、そのようにしてDたちが及んだ暴行が、長谷さんを死に至らしめる要因になったことは疑いようがない。さらに、解剖医は公判でこうも証言している。

「速やかに救急の専門的な病院に運ばれて、輸血などが行われていれば、十中八九、高い確率で助かっていた。ただし、脳機能には障害が残った可能性はあります」

事件直後、現場となった公園には多くの花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
事件直後、現場となった公園には多くの花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
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6人のうち、誰か一人でも良心の呵責を覚え、行動に移していれば、長谷さんの命は救われていたのかもしれないのだ。

瀧澤被告の知人は、集英社オンラインの取材に対し、こう語った。

「瀧澤被告は事件当日、川口被告からドライブに誘われたことを家族に話して、『行きたくないけど、(逆らうと)面倒だから行ってくる』と出かけて行ったと聞きました。でもいくら川口被告に逆らえないからと言って、あんな野蛮な行為が許されるわけがない。重い罰が課せられても仕方ないと思います。彼にはきちんと罪を認め、償ってほしいですね」

5日には川村被告への被告人質問、そして川村被告への論告求刑が予定されている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班