夜の浅草とは相性ばっちり?

だが、それを作らなければならないほど、当時は夜の立ち小便が問題になっていたのか。この点については、当時の様子や決定の経緯に関する明確な資料が残っておらず、詳しいことはわからないという。

また、石の形をしたデザインについても、何か特別なコンセプトや歴史的な経緯があるというよりは、屋外に設置する設備としてデザインされたものとみられるという。

喫煙所とトイレの位置関係(撮影/集英社オンライン)
喫煙所とトイレの位置関係(撮影/集英社オンライン)
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ちなみに浅草は、夜になると仲見世通りの多くの店が閉まってしまうが、そのシャッターには「浅草絵巻」と呼ばれる壁画が描かれている。

ライトに照らされた浅草寺とあわせて、昼間とは違った浅草を楽しめるのも夜の魅力だ。その景色を楽しんだ帰り道、もし通常のトイレが閉まっていたら、この“石のトイレ”を使ってみるのも一興……かもしれない。

取材・文・撮影/集英社オンライン編集部