「なんであんなしょーもない男と結婚したいんや」

結希君が住んでいた家が実家だった結希君の母親は、前夫との間に生まれた結希君と南丹市内のアパートを借りて2人で暮らし。そこを優季被告が訪ねていく状態が続いていたが、去年3月にアパートでボヤ騒ぎがあり、母子が住まいを離れたことが今回の事件の背景になった。安達家を知る人がその事情を話す。

「火事の後結希君のお母さんが結希くんと一緒に実家に戻ってきたんですが、いつの間にか優季が住み着くようになったって、他の家族が話していました。結婚する前から住み始めているんですが、普通ならなんらかのあいさつを家族にしますよね。ところが優季はそういったあいさつをせず住み始めたそうです。

だから家族は優季のことを『変な男』と見ていましたし結婚も反対していました。結希君からしても、お母さんを取られたような気持ちもあったでしょうが、家族と同じように優季は変な風に見えたと思います。それで周囲に『家に変なおっさんがいるのはかなわんわ』と話していました」(知人)

高校生の頃の安達被告(地元住民提供)
高校生の頃の安達被告(地元住民提供)

安達家を知る別の人物もこう話す。

「家族からすれば優季はとにかく第一印象が最悪やったらしい。『なんであんなしょーもない男と結婚したいんや』って当時親戚が漏らしとったわ」

妻の実家に転がり込むように住み始めたのにあいさつもしなかったのなら、他の家族や結希君の冷たい視線の中で生活することになるのも仕方がないだろう。

継父になって1年もたたずに妻の11歳の連れ子を殺害した被告。「本当のお父さんじゃない」と言われて激高した、という供述の妥当性だけでなく、殺意を抱くに至った経緯を徹底的に解明する必要がある。

遺体発見現場に供えられていたたくさんの花やお菓子(撮影/集英社オンライン)
遺体発見現場に供えられていたたくさんの花やお菓子(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班