ぶひまるとの出会い
――そもそも、どうしてブタを飼おうと思ったんですか?
夫・しょうへい(以下、しょうへい) もともとブタが好きだったんです。犬や猫はこれまでに飼ったことがあったので、「次はブタを迎えてみたいな」と思うようになりました。
――夫から「ブタを飼いたい」と言われたとき、るなさんはどう感じましたか?
妻・るな(以下、るな) 正直、反対でした。私も動物は大好きで、ずっと犬がいる家庭で育ってきたんですが、犬や猫以外を飼った経験がなかったので、不安のほうが大きくて。でも、私が何か言っても変わらないだろうなというのはわかっていたので、その日の夜に高速を使って東京まで行って、翌日にはブタを我が家に連れて帰ってきました。
――すごい急展開ですね。ぶひまるとはどこで出会ったんですか?
しょうへい 吉祥寺にある、マイクロブタと触れ合える“ブタカフェ”です。開店と同時に入って、たくさんのブタの中からぶひまるを選びました。
――決め手は何だったのでしょうか?
るな とにかく食欲が旺盛だったところですね。他の子は餌がなくても寄ってきてくれるのに、ぶひまるは餌を持っているだけで、どんなに遠くからでも必死になって全力で走ってくるんです。その姿が単純で可愛くて、「この子だな」と思いました。
――ブタのどんなところに魅力を感じていますか?
しょうへい つぶらで優しい瞳ですね。それに鼻の形とか、ブタならではの特徴的な外見にすごく魅力を感じています。
――ブタ以外の選択肢はあったんでしょうか?
しょうへい 僕は最初から“ブタ一択”でした。
るな 私は昔からヤギに興味があったんですけど、今はぶひまるに寂しい思いをさせたくないので、なかなか踏み切れずにいます。
――ブタを迎え入れたとき、周囲の反応はいかがでしたか?
るな 義母は「本当に大丈夫なの?」と少し心配していましたが、私たちの家族や友人はみんな動物好きなので、基本的には温かく受け入れてくれました。
昔から私たちをよく知る友人たちは「この2人ならやりかねないよね」と(笑)。変わった人たちが、変わった動物を飼い始めた、くらいの感覚だったと思います。













