仙台市はAIカメラの導入へ

宮城県によると、県内での4月中のクマ目撃件数は22日時点で60件に達している。これは過去5年の同月平均の約2倍だという。

「4月中に目撃件数がこれほど増えるのは非常に珍しく、特に先週末から急増しました。市町村別では仙台市が15件(2026年4月22日時点)と最も多くなっています。

県のホームページでは『クマ目撃等情報マップ』を公開していますが、Googleマップ上に刺さったピンを見ていただくと、市内でもポツポツと出没していることがわかります。また、同じ場所で複数回目撃された地点もあります」

100万人都市の中心部にまでクマが侵入した事態を受け、仙台市は21日、AIカメラの導入など対策の強化を表明した。

仙台市内でも多数のクマ目撃情報が…(画像/宮城県ホームページより)
仙台市内でも多数のクマ目撃情報が…(画像/宮城県ホームページより)
すべての画像を見る

市街地などの目撃情報が多い場所にカメラを設置し、24時間自動監視する。AIがクマを判別すると即座に市に通知するシステムで、北陸地方などで実績のあるこの仕組みの導入を検討しているという。

仙台市の郡和子市長は21日の会見で、「多くの市民が生活する場にクマが長時間とどまり予断を許さない状況だった。今後も緊張感をもって市民の安全を確保する」と強調した。

市の環境共生課は、クマ専門職を増員し、連絡体制を局長級に引き上げるなど、組織を挙げての厳戒態勢に入っている。

※「集英社オンライン」では、クマについての情報、ご意見を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter)
@shuon_news  

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班