学校や地域では評判の婿、家庭では…
保護者や教師からも信頼を得ていた和田被告は、SNSを始めた経緯について「妻との関係が良好ではなかった」「最初は教育に関することを発信していたが反応が薄く、どうしたら人とつながれるか考えて卑猥な内容を発信した」と公判で発言している。
「新潟県出身の和田被告は、愛知教育大学への進学を機に名古屋へ来た。卒業後、大学時代の交際相手と結婚し、婿養子に入ったため“森山”姓になった。奥さんの実家は豪邸です。地元住民の間でも『あそこの森山さんの家ね』と有名なほど。奥さんとの間には子どもが3人おり、近所の奉仕活動も積極的に参加していて子煩悩な父親として評判だった。
いっぽうで家では妻に相手にされず、家庭でも孤立。和田被告はSNSに依存し、徐々に過激な内容を投稿していき、秘匿性の高いSNSグループを作った。そこでメンバーが盗撮動画を投稿すると『いいですね〜』『羨ましい』などと教員同士でカキコミし、動画を講評する“品評会”が行なわれていた。変態同士がSNSで感化され、より激しい動画を投稿し合うようになり、さらにはグループ外にも画像や動画が漏れていった」(社会部記者)
公判で和田被告は「SNSがまずい方向に進んでいると思ったが、グループに依存していたため解散しなかった」とも述べている。
検察側は「グループの作成は盗撮やわいせつな犯行を助長させる悪影響をもたらした」と指摘し懲役4年を求刑、一方、弁護側は「被告にメンバーを指導する立場ではなく名目上の管理者にすぎない」などとして執行猶予付きの判決を求めた。
七人にのぼる“変態教員グループ”はこれまで二人の教員に執行猶予付きの有罪判決が出ているが、グループの“主犯”を地裁はどう裁くのか。判決は4月16日に言い渡される予定だ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













