「あの後、その部屋はずっと空き家だよ」
事件後、高張容疑者が身を寄せていた実家を改めて訪れ、母親に見解を求めたが、「病院から帰ってきたばかりで具合も悪いのでやめてください」と取材はできなかった。釈放後の高張容疑者の様子について近隣住民が語る。
「5年前の事件ね。なんでまた今更? 起訴? まだ捜査されてたんだ。ここ最近はもうずいぶん長い間、息子さん(高張容疑者)の姿は見かけてないよ。最後に見かけたのは1年以上前とかじゃないかな。一応、すれ違えば会釈はするって感じだったけどね。ほとんど見かけなかったから住んでいるのかもわからなかった」
事件当時、高張容疑者は親族が経営する建築会社で働いていたが、その建築会社は今はもう廃業していた。親族とおぼしき男性に取材を申し込むと、『あんたには関係ない。帰ってくれ』と取り付く島もなかった。
事件現場となった都営アパートを訪れてみると高張容疑者と麻夏さんの暮らしていた9階の部屋は新聞受けにテープが貼られていて、ひっそりと静まりかえっていた。近隣住民が事件のその後のことを説明してくれた。
「あの後、その部屋はずっと空き家だよ。誰も住んでいない。事件直後に警察が来たきり、その後は来ているのも見かけたことないよ。最近になって警察や検察が聞き込みなんかに訪ねてきたってこともない」
東京地検立川支部は高張容疑者の認否は明らかにしていない。5年の時を経て捜査はいったいどんな進展を迎えたのか。初公判の行方に注目が集まる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













