2025年に公表されたいじめ重大事案は「発生から2年」が経過していた

赤飯問題だけではない。

いわき市では昨年、市内の中学校でいじめの重大事態にあたる事案が発生していたと公表。

教育委員会に設置した第三者委員会が事実関係の調査を進めているが、発生から公表・第三者委員会の発足まで2年を要していたことが明らかになった。

写真はイメージです(PhotoAC)
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こうした経緯から、この保護者は市の教育行政全体に対する不信感がぬぐえないと話す。

さらに、日常の学校運営にも課題を感じているという。

「小学校でも、いわき市はコロナ禍以降、市内の学校の間で行事開催に差があり、児童が多い学校では運動会が縮小され、そこまで児童が多くない学校ではお弁当を挟んだ昔ながらの運動会が行なわれています。子どもたちの学校教育でこの差は大きいと思っています」

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保護者は取材の中で、「これらの問題を解決したい」という思いを強くにじませていた。15年前に生まれた子どもたちが、生まれ育った土地に誇りと愛着を持って成長していけるよう、市の誠実な対応が求められている。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班