「AIに育児を丸投げするな」への答え
――実際、AI実践法を公開する中で、「AIに育児を丸投げするな」「AIに聞くことで試行錯誤のプロセスを奪っている」といった批判の声もあがったそうですが、どのように受け止めていますか。
丸投げはしていないし、できるならしたいという気持ちです。あと思考力がなくなるという結果を示した研究論文も読んだことはありますが、もしその力がなくなったとしても、新しいことにチャレンジする力だったり、別の能力は絶対伸びていると思うので、一長一短あると思います。AIは使いたい人が使えばいいんじゃないかと思います。
――AIを使い始めてから、家族との関係に変化はありましたか。
私自身、夫に当たることがなくなりました。いつもなら思ったことをすぐ口に出してしまうところを、ChatGPTがいるおかげで、一度愚痴を吐き出してから、「そう言ったら傷つくから、こういう風に返したら」とやり取りする中で、落ち着いて、言葉を選んで伝えられるようになりました。
カスタマーサービスへの連絡でも、感情的になって書いてしまうことがあったのですが、送信する前にChatGPTに「書き直して」と頼むことで、自分と相手の間にワンクッションおけるんです。感情と事実を分けて適切な文章に変換してもらうことで、結果的にスムーズに事が進むことが多くなりました。
――子育ての中で、「AIがあってよかった」と感じた場面はありましたか。
急に息子から「明日漢字テストがある」と言われても、「なんで今さら言うの」っていうタイミングがよくあるんですよ。それでも前は、手書きで練習問題を作っていましたが、今は漢字テストの範囲を写真で撮影しただけで、すぐに問題が作れたりするので、気持ちの余裕は生まれました。














