自らも落選の安住淳共同幹事長へも厳しい声

立憲幹部の中でも、とくに公明とのパイプ役を担い、新党への参加を強く呼びかけていた安住淳共同幹事長への非難の声は大きい。

落選した立憲の若手は「『立憲系が比例復活できる可能性は低いから、学会票を上乗せしてもらって、小選挙区で勝ってきて』なんていうのは、知名度があって小選挙区に強かった安住氏の発想。

実際には選挙に強くない若手や、自民の大物と戦っている候補もたくさんいるんだから、そういう人のためにも比例復活は必要だったはずなのに。公明の言うことを聞くばかりでなく、もっと執行部が駆け引きをしないといけなかった」とぼやく。

主導権は完全に公明だったという「中道改革連合」(野田氏SNSより)
主導権は完全に公明だったという「中道改革連合」(野田氏SNSより)

その安住氏は自らも小選挙区で大敗し、投開票日当日に開票センターに姿を現さなかった。こうした姿勢にも落選者からは「表に出て説明するのが私たちの仕事である以上、安住さんも出るべきだった。議席を7分の1にまで減らしておきながら、のうのうとしている幹部の姿勢は、責任を取っているとは言えない」と厳しい声があがる。

そのような執行部に対しては、もはや諦めの境地にいる落選者も。

「ずっと執行部には、立憲として自信をもってエッジを立ててくださいと言ってきたのに、学会票ほしさに急場しのぎの新党を作って、理念や政策もぶれてしまった。もう何かモノを言ったところで直る状況じゃない。

こんなに自民が大勝したら、3年くらい解散総選挙はなさそうだから、旅行に行ったり、ボランティア活動をしたり、しばらくゆっくり過ごそうかな。そうでもしないとやってられないよ……」(立憲系の落選者)

若手議員から恨みをかった安住氏(安住氏SNSより)
若手議員から恨みをかった安住氏(安住氏SNSより)