萩生田氏は「前回の候補者、もういないじゃないですか、八王子に」
教団の日本での政界工作などを韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁に報告した「TM特別報告」と題された3212ページの内部文書の流出が昨年12月に判明。同資料を入手した集英社オンラインが翻訳すると、日本統一教会会長だった徳野英治氏らは萩生田氏について韓総裁にこう報告していた。
〈いつも安倍首相とわれわれをつないでくれる〉
〈安倍首相との会談を今まで4回セッティングし仲立ちの役割をしてくれた〉
〈常に連絡を取る関係にある〉
萩生田氏の名は計60回も文書に登場し安倍政権と教団を結ぶ役割を担っていたことがうかがえる。
公示直前、立憲民主党と公明党が一つになった中道改革連合は東京24区の小選挙区候補者を立民の都議だった細貝悠氏(32)とし、有田氏は比例代表で擁立することを決める。
長年、有田氏が統一教会問題を追及してきただけに意外な小選挙区候補の交代にみえたが、中道関係者は「有田氏は公明党も厳しく批判してきたため創価学会員の支持を得にくい。その悪条件を取り除き勝ちに行く判断だ」と話す。
こうして迎えた選挙初日、萩生田氏は第一声のマイクで閣僚在任時の成果や八王子のインフラ整備の実績をアピール。裏金問題には「失敗もして、皆さんに不安な思いや不快な思いをさせました」と一言だけ触れた。
演説の最後には「ライバル候補も大勢出ます。1人1人のことを言うつもりはありません。しかし前回の候補者、もういないじゃないですか、八王子に。(中略)結局皆さん、選挙の時だけここへ来て、駅前で騒ぐだけじゃないですか」と有田氏を当てこすり、地元生まれの郷土愛を強調した。













