「自分に期待していないから、プレッシャーも感じません」
––––普段、煮詰まったときやスランプを感じたときは、どのようにリセットしていますか?
上野 私は、あえて普段やらない勉強法をやるようにしています。例えば、棋譜並べ(対局の記録を見ながら、手順通りに石を並べて再現する練習)は、正直そんなに好きじゃなくて、普段はあまりやらないんです。でも、スランプのときに棋譜並べをやると、不思議と状況が改善されることが多いですね。
あとは、単純に勉強量をいつもより増やして、自信を取り戻していく、という感じです。
根建 上野さんは、どういうときにスランプを感じますか?
上野 例えば、すごく気合を入れて臨んだ棋戦で連続して負けてしまったときなどは「調子悪いな」と感じます。そういうときは、「しょうがないな~」と思いながら、棋譜並べをやるんです。
それこそ、お二人にもスランプってありそうですよね? 「ネタのアイデアが全然出てこない!」みたいな。
文田 そういうときは、外を歩いて気分転換しながら、アイデアを探しています。例えば今日の対談みたいに、普段とは違う場所でずっとしゃべっていると、「これ、ネタにできるかも」と思う瞬間があったりするんですよ。
とはいえ、本当にそれくらいで、あまり「スランプだな」と強く感じることはないかもしれないです。
根建 スランプって、やっぱり上の人たちが感じるものだと思うんですよ。例えば、野球でいつも3割打っている人が、2割しか打てなくなったら、それはスランプですよね。でも、僕らはずっと2割くらいなので(笑)。
文田 もう自分に過度な期待をしていないですし、「勝ち負け」でお笑いを捉えていないから、スランプを感じる瞬間もあまりないんですよね。
根建 「今日はたくさん噛んじゃったな」みたいなのはありますけど、それはもう歳のせいなので。












