目指すは『刃牙』の渋川剛気。「直前にネタ合わせしているの、ダサい」
––––囲碁将棋のお二人は、何かゲン担ぎはされますか?
文田 僕ら、あまり「勝負している」という感覚がないんですよね。もちろん賞レースはありますけど、普段の劇場は、勝ち負けとはちょっと違う感覚でやっています。
根建 あ、でも単独ライブの前日は「カツを食べる」というのを、もう10年以上続けていますね。たしか最初の単独ライブのときに「カツ食べようぜ」ってなって、それがそのまま恒例になりました。
文田 今年も食べたね。NGK(なんばグランド花月)で単独ライブをやったときも、昼にみんなで食べに行きました。作家さんとか、現場に来られない人も、それぞれ食べてLINEで「食べました」って報告するんです。
上野 かわいい! でも、重くないんですか?
根建 ……そういえば、重い可能性はありますね。
––––(一同笑)。
根建 前日ならまだしも、この時は本番直前に食べていますからね(笑)。
文田 賞レースのときは、僕はギリギリまでゲームするようにしています。Nintendo Switchとかスマホアプリで、出番直前まで遊んで、あえて余裕な雰囲気を出す、というか。「今ネタ合わせしているの、ダサい」「俺らはもう、いつでもできる」っていう。
上野 内心はどうなんですか?
文田 やっぱり1回くらいは……今やれって言われてもできるんですけど、緊張感があると、普段はミスらないところで間違えたりもするので(笑) 。だからこそ、なるべくリラックスして、「いつでもやれる」という気持ちでいるようにしています。
というのも、漫画『グラップラー刃牙』の地下闘技場最大トーナメントで、合気柔術家の渋川剛気が、空手の達人・愚地独歩と戦うシーンがあるんですけど、控え室で何もしないんですよ。
それで、「愚地独歩はもう十分ウォームアップできていますよ」と言われたときに、「しょせんはスポーツマンじゃのう!」って返すんです。自分はスポーツマンじゃなくて武術家だから、いつでも戦う準備はできている、と。
そのシーンがすごくかっこよくて好きで。だから僕も、直前までゲームするようにしています(笑)。












