「子どもを叱ったら児相に通報された」

「寝かしつけがうまくいかなくて子どもがギャン泣きしてたら児相に通報された」

「夫婦喧嘩をしたら通報されてしまった」

「イヤイヤ期の子ども、家で大泣き大暴れ。とうとう児相に通報された…」

写真はイメージです(PhotoAC)
写真はイメージです(PhotoAC)
すべての画像を見る

Xに投稿された「児童相談所に通報された」という報告の数々。令和5年度の児童相談対応件数は過去最多となったが、こども家庭庁の調査によれば、相談経路は「警察等」に次いで「近隣・知人」が多いという。

編集部にも、「子どもを叱ったら児相に通報された」という都内在住の保護者から体験談が寄せられた。

写真はイメージです(PhotoAC)
写真はイメージです(PhotoAC)

「夜、小学1年生の子どもが宿題をやらず動画を見続けるから“しつけ”で怒ったら泣きだし、電源を切ったら大暴れしたんです、モノを投げたり私にも殴りかかるからそりゃこちらも厳しく叱った。そしたらそれを聞いた同じマンションの住民に通報されてしまったみたいで……。

とつぜん警察や後日に児相の人が家に来て『子どもの泣き声がすると連絡がきました、虐待してないですか?』って……。子どもが泣いただけで通報されてしまうことに正直困惑しています。子どもなんて優しくて聞き分けのいい子ばかりじゃないですよ」

この保護者によればマンションはファミリータイプではあるものの、子どものいない夫婦や単身の入居者も多く、そうした環境的な特性も通報された原因の一つかもしれない、とため息をついた。

「同世代のママ友からも同じような体験談がきこえてきます。ウチは通報者は誰か見当がついているだけに顔を合わすのも嫌ですね。通報者は正義感でやってるのかもしれませんが、我が家としてはまたいつ通報されるか怖くて仕方がない」