「涙が止まらなくなった」もう中学生が明かす想い

多くのミュージシャンが励ましの言葉を寄せる中で、ひときわ注目を集めたのが、お笑い芸人・もう中学生の投稿だった。真矢へのリプライとして、こう綴った。

「真矢さんのmelodyで何度も救われて、何度もあの日に戻れたり、未来への希望も、何度も何度もいただいております。真矢さんにこの大地で、のびのび健康に、笑って毎日過ごしていただけますよう、いっぱい願っております…☆真矢さん、ぜ~ったいぜ~ったい、大丈夫でございます!!!」

真摯で温かいそのメッセージは大きな反響を呼び、LUNA SEAファンや音楽ファンの間で拡散された。本人に、あのときの心境を改めて尋ねた。

もう中学生 あのときは喫茶店でネタを書いてたんです。ちょうど発表が13時で、「真矢さんの発表があります」という言葉を見て、なんだろうと思ってタップしたら、そのニュースでした。ノートを広げていたんですけど、気づいたらポタポタって涙が落ちてきて、ノートが濡れちゃって。

いままでどんな思いでステージに立ってこられたんだろう、って思ったんです。ご自身がつらいときも、人を幸せにしたり、立ち上がれない人の背中を押したり。

日本中の病院や病棟にも、LUNA SEAを聴いて励まされてる人がいると思うんです。本当は休むべきときに、全身全霊で人に元気や夢を与え続けてくださっていた。そのことを思ったら、もう涙が止まらなくなってしまいました。

涙を浮かべながら当時のことを回想するもう中学生
涙を浮かべながら当時のことを回想するもう中学生

だから、どうしても言葉を送りたくなったんです。今までSNSで誰かにリプライを送るなんて、ほとんどしたことがなかったんですけど、もし見ていただけなくてもいいから、せめて想いを届けたいと思って。

喫茶店を出て、空に手を合わせてお願いしました。「どうか神様、どうか真矢さんがまた復活して、素晴らしいライブパフォーマンスを、素敵なライブを、ドラムソロをしてくださいますように」って。

僕、多分LUNA SEAさんがいなかったら、この人生じゃなかったと思います。きっとお笑いもやってなかった。自分を形成してくれた、大切な存在です。