「本当はコンカフェとかでまともに働きたい」

だが、結局は変わることはできなかった。A子は8月中旬からすでに数回、大久保公園前で「“立ちんぼ”をしてしまった」とも話していた。

「私が歌舞伎町にいない日にも、勝手に『私がまた立ってる』とウソの投稿をして騒ぐ奴らがいるんです。書き込み主と思われる“買春おぢ”や“立ちんぼの女”に詰め寄ったりもしたけど、はぐらかされたり、ダッシュで逃げられたり。

本当にやめるつもりだったのに、いたずらで適当なこと言われるなら、『だったらいっそ本当に…』ってなっちゃったんですよね。もうどうでもいいやって。それで何度かは立ってしまいました。

大久保公園に立つAさん(撮影/集英社オンライン)
大久保公園に立つAさん(撮影/集英社オンライン)
すべての画像を見る

それと、いまは顔も実名もさらされたせいで、仕事の面接に行っても絶対に受からないだろうなって。本当はコンカフェとかでまともに働きたいのに。人の噂も75日って言うから、もう少しほとぼりが冷めるのを待つしかないと思ってます」

約60分にわたるインタビューでは反省の弁はほとんどなかったA子。後編ではA子の生い立ちについても詳報する。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班・清談社