LUNA SEAが秦野駅の駅メロに?
秦野市にとって真矢はやはり身近な存在であり、市と密接なスターであることを改めて実感する。
「本当に町のど真ん中のにぎやかな場所で育ったと聞いています。それでこの街を愛してくれているんだなと。なかなかあそこまで有名になると、地元に目を向けてくださる方っていない。嬉しいですし、誇りですね」
今回、応援メッセージの設置を決めたのは秦野市役所だ。広報広聴課の担当者に経緯を聞いた。
「真矢さんには2年前に『はだのふるさと大使』に就任していただいてから、いろんな市のイベントに出演していただいています。また、一昨年から今年にかけて3年連続で『秦野たばこ祭』には100万円を寄贈してくださっています。
出演料も度外視して、市のPRになることに協力したいという思いを強く感じており、なにかこちらでもできることはないかと思い、メッセージボックスを設置しました」
ボックスを設置してからは「こういうことを企画してくれてありがとう」という感謝の声や、「遠方なので電子でも受け付けてほしい」という要望も届いているという。
真矢と秦野市の印象的なエピソードを尋ねると、昨年のたばこ祭での出来事が語られた。真矢がXで「市役所前にいます」と発信すると、すぐに役所の前に長蛇の列ができたという。
たばこ祭。9/28.29
— 真矢 (@331shinya) September 25, 2024
秦野市役所前に僕の名前の提灯が数本並びます❣️そこら辺をフォトスポットにして、両日の12時から30分くらいみんなで写真撮れたら嬉しいなぁ💕 pic.twitter.com/KJYptrtifN
そのとき、真矢はファン一人ひとりに丁寧にあいさつを交わしていた。
「あんなに大きなバンドで、雲の上のような存在なのに、実際に会うと人柄が温かくて親しみがあります。ファンの方をとても大事にしてくださっているのが伝わりました」
秦野市では昨年から「秦野駅の発車メロディをLUNA SEAに」という署名活動も広がっている。秦野駅周辺の住民有志が中心となり、2024年10月10日に実行委員会を結成。今年4月には集まった署名を市役所に届けることに成功した。