母親に強く当たり「殺すぞ」
中学時代は陸上部に所属しリレー選手として目立つ存在だった塩原容疑者だが、高校の同級生たちは「覚えてない」と口をそろえる。
JA時代の上司が証言のように「コミニケーションが苦手」だったからか、2018年にアカウントを作成したと思われる塩原容疑者のSNSには日々の書き込みは一切なく、登録された友だちは同じ苗字の男性1人だった。
「実家付近では母親に強く当たり、『殺すぞ』と暴言を吐いたり、ガラスを割る姿が近隣に目撃されている。暴れる塩原容疑者を制していたのが元警察官の父親だった。
また、塩原容疑者は約10年前に『誰かにつきまとわれている』『誹謗中傷されている』などといった内容で県警に相談している。
父親が亡くなってほどなくして家を離れ、事件現場付近にある自宅マンションを2900万のローンを組み購入。マンション近隣では近隣住民に『俺は監視されている』『何見てるんだ』とインネンをつけ、トラブルを起こしている」
塩原容疑者の身に何があったのか――。「集英社オンライン」は事件後、親族の女性に話を聞いたが「お察しください」と多くを語らなかった。
県警の調べに対し塩原容疑者は「私を止めに来た人を切りつけた」などと供述しているという。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班