増える女性の薄毛、女性にも「壮年性脱毛症」に悩む時代に
紫外線の影響で髪が細くなってしまうこととは別に、近年トレンドになりつつあるのが女性型AGAだ。
2024年7月、全国の20~60代の男女を対象に実施された調査(調査会社:株式会社モニタス/男性1,351人、女性1,486人)によると、男性の64.2%、女性の52.7%が「薄毛が気になっている」または「今は気にならないが、将来薄毛になる可能性がある」と回答。
これまで男性だけの悩みだと考えられてきた薄毛の悩みだが、女性でも過半数を超えており、薄毛に対する不安が幅広い層に広がっていることがわかる。
特に女性の場合、「鏡を見たときに分け目の透け感が気になった」「ブラッシング時の抜け毛が増えた」「髪が細くなり、頭頂部のボリュームが減った」といった変化を感じる人も多い。
こうした兆候は、もしかすると「壮年性脱毛症(女性型AGA)」の初期症状かもしれない。
今年の夏も、引き続き強い日差しが続くと予想されている。紫外線から髪と頭皮を守るとともに、気になる症状がある場合は、こうしたアイテムを取り入れながら早めのケアを検討してみてはいかがだろうか。
取材・文/毛内達大