「気に入らなければ最悪議会なんて解散すればいい」

別の市議は田久保氏のパワハラ・モラハラ気質についてもこう指摘する。

「元々少しでも意見が違うと論破しようとする節がありました。役所の部課長に『あなたたちにはわからないでしょうけど』とカマシを入れたり、彼女より議員歴が長い議員が復活当選した際にも、『新人のあなたには難しいでしょうけど』と嫌味を言ったり、当選同期の議員にも『同期でもここまで差ができたね』と上から目線で人を小馬鹿にしてマウントをとるような人でしたね。無会派議員の控室で同室だった議員は参ってしまって体調も悪そうでした。少し前には伊東駅の前で荷物の積み下ろしをしていたトラックに対してクラクションを鳴らす様子を見ましたよ」

広報「いとう」より
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また、ある市政関係者はこうも話した。

「市議会で7日に辞職勧告を出すことは決まっていますが、本人は辞める気はない。百条委員会での追及も必至ですが、市長は以前、支持者らに『気に入らなければ最悪議会なんて解散すればいい』と発言していた」

エジプトの大学を首席で卒業したという経歴が「詐称」だと何度も関係者に告発されながら、そのたび逃げ切ってきた小池百合子東京都知事の例もあるが、カイロ大学はどういう理由か卒業のお墨付きを出しているのだから、状況は決定的に違う。

田久保市長は7日、19時30分より市政クラブ向けに“限定”し会見をおこなう予定だという。

いったい何が語られるのだろうか。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班