ゴルフで飛距離アップするには正しいスイングこそ最短ルート…そこに欠かせない「デコピン」「トンカチ」の動きとは〈てらゆー〉
ゴルフでもっと飛ばすためには正しいスイングの形にするのがなんといっても最短距離。そのルートをたどるために大人気ゴルフYouTuber・てらゆー氏が不可欠というのが、ある2つの動きだという。
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』#6
極限まで引っ張れば戻る力が倍増する
飛距離アップにつながる手首を支点にした振り子ですが、この力を最大限に生かすためには、デコピンの動きも必要になってきます。
デコピンとはご存じの通り、指を手前に引っ張って、一気に解放することによって相手のおでこに衝撃を与える罰ゲームの一種。これをするとき、指を極限まで引っ張りますが、手首の二重振り子を使うときも、右手首を極限まで甲側に曲げて一気に解放する動きが必要です。そうすればヘッドがより加速し、ヘッドスピードも上がります。
引っ張ったゴムを急に離すこのような現象を、“伸張反射”といいますが、大きな飛距離を実現するためには、伸張反射を最大限に生かすことも重要なポイントになるのです。
POINT:手自体に力は入っていない
デコピンの動きで注目してほしいのは、解放された指に力は入っていないこと。スイングでも、折れた手首を一気に解放すれば手の仕事はそれで終わり。ボールを打つために、手に力を入れる必要はないのだ
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
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文/てらゆー サムネイル/Shutterstock
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)
てらゆー (著)
2025/3/1
2,200円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046074287
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<本書より>
ゴルフにおいて飛距離は、1つの要素ではなく、その人のゴルフを変えると言っても過言ではないのです。
飛距離が伸びて、方向性が安定し、おまけにスイングが美しくなる。
私が常に、「飛距離アップを目指しましょう」とお伝えしているのも、それが上達の近道だからです。