「日本から来た佳子です」と自己紹介
ブラジルにいる日系移民は270万人と世界最多。これまでも平成には天皇皇后だった上皇ご夫妻やいまの天皇陛下、また秋篠宮ご夫妻、そして姉の小室眞子さんらが折々にブラジルを訪問してきた。国の政策によって移民し、異国で多くの苦労を重ねた人々に寄り添う皇室のスタンスは、途切れることなく続いている。
現地時間の7日には、神戸発のブランド「Viaggio Blu」の、ネイビーの小さめのボウタイがアクセントとなっている大きなカメリア柄のワンピース(税込59400円)をお召しになって、ブラジル初の日系人向け老人ホーム「憩の園」を訪問。
入居しているお年寄り一人ひとりと視線を合わせながら「日本から来た佳子です」と自己紹介し、「お体をお大事に」と手を取って交流され、困難だった日々をねぎらわれた。
「ブラジルの広大な国土には日系人のコミュニティが点在しているため、佳子さまはサンパウロのみならず、10日間で8回、移動されます。お言葉もそれぞれの訪問地で述べられることから、合計8回。非常にタイトで厳しいご日程で、美智子さまは以前のブラジルご訪問中、暑さと疲労で体調不良を起こされたことがあるくらい過酷です。
日系人の方々は和装をとても楽しみにされているので、気候が暑くても佳子さまも複数回振袖を披露されるでしょうし、“旅行”などという生やさしいものではないのです」(宮内庁関係者)
体力、気力とも相当消耗するブラジル訪問をはじめ、公務数の多さは皇室内でも指折りで、いまや“皇室のエース格”の佳子さまだが、ここ最近、「類例を見ない結婚」をした眞子さんに赤ちゃんが生まれたことが5月22日、女性セブンプラスのスクープで明るみに出て、“叔母さん”となったことが分かった。
「スクープ当日の記者会見で宮内庁長官は“承知していない”と、皇室と小室圭さん夫妻と無関係を装ったが、その8日後には秋篠宮家の側近のトップである吉田尚正皇嗣職大夫が一転、“ご出産された”と認めた。
いまだに眞子さんと連絡がとれるのは佳子さまだけといわれています。前もって眞子さんは佳子さんに妊娠したことを知らせていたでしょうね。公表の内容が二転三転したのは、表向きには“類例をみない結婚”をして皇室を飛び出していった眞子さんと夫の圭さんと無関係を装い続けたい秋篠宮ご夫妻の方針が急に変わったからでしょう」(皇室担当記者)