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私たちはアルゴリズムの召使いなのか? ユーザーたちの「タダ働き」がビッグ・テックの「利益」を支えているという衝撃の事実
いま「テクノ封建制」という言葉が注目を集めている。ギリシャの経済学者ヤニス・バルファキス氏が提唱したキーワードで、GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)などの巨大テック企業が私たちからサービス料や手数料などをピンハネすることで富を集積し、きわめて強力な存在として君臨するようになった経済システムを指す。
テクノ封建制の成立にはAIやアルゴリズムの発達が不可欠だった、とバルファキス氏は言う。この不公平な経済システムはどのように成立したのだろうか。いま話題の『テクノ封建制』より一部を抜粋、再編集して紹介する。
テクノ封建制 #2
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この記事のまとめ
- #1気づかないうちにあなたは「農奴」になっていた!? テクノロジーの発展がもたらした“身分制経済”の恐ろしい全貌...
- #2私たちはアルゴリズムの召使いなのか? ユーザーたちの「タダ働き」がビッグ・テックの「利益」を支えているという衝撃の事実
- #3私たちは自ら進んでテック富豪たちの「農奴」になったのだ…便利さ・快適さと引き換えに喜んで与え、無意識に失ってしまったものの正体
- #4アマゾン・ドットコムは「資本主義よりも邪悪な何か」だ…ギリシャ元財務大臣が今やユーザーは「デジタル版の封建領地で生きるクラウド農奴」だと悲嘆する理由
- #11「動画も無限に観られて、何でもクリック一つで購入できる」...便利な生活の中で気づかぬうちに自由が奪われ続ける“テクノ封建制”の真の恐怖とは
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