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「アメリカが来たら手をあげなさいよ、そしたら助かるからね」と話した人が日本兵に殺された「一度米軍に捕まった者はスパイだ」と〈沖縄戦の住民虐殺〉
沖縄戦では一度米軍に囚われ、その後解放されて住んでいた地域に戻った住民たちは、今度は日本軍に監視された。そして「米軍に捕まっても殺されることはない」「日本軍が負けている」といった真実を話す人は殺されてしまったという。いっぽうで米軍による住民虐殺も行われている。
書籍『沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか』より一部を抜粋・再構成し、沖縄戦で犠牲になった住民たちの真実をお伝えする。
沖縄戦 #5
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この記事のまとめ
- #1県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から80年。ふたたび沖縄が“要塞化”される今、「自分の街が戦場になる」とはどういうことか考える
- #4「家畜を無断で食べる」「強盗」そして「強かん」…戦時中に一部の日本軍兵士たちが現地住民に犯した罪と罰〈沖縄戦から80年〉
- #5「アメリカが来たら手をあげなさいよ、そしたら助かるからね」と話した人が日本兵に殺された「一度米軍に捕まった者はスパイだ」と〈沖縄戦の住民虐殺〉
- #6沖縄戦での日本軍の行動を美化しようとする政治家の発言の背景には「根拠がなくても堂々と主張すれば騙せる」という“悪しきトレンド”がある
- #8「いざというときでもアメリカは守ってくれない」が国民の77%…そもそも戦後アメリカに「日本を守る」つもりはあったのか? 今こそ親米外交からの転換期である理由〈沖縄戦から80年〉
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