3回目の挑戦で宅建に合格「不動産にのめり込んだ」 

タレントがきちんと契約できて、安心して住める不動産を提案できるようになりたいと、宅地建物取引士の取得を目指すことを決めたなちゅ。 

「でも不動産業界の素人である私にとっては内容があまりにも難しくて、独学では到底合格できそうにありませんでした」 

理路整然とインタビューに応えるなちゅさん
理路整然とインタビューに応えるなちゅさん

学習方法について模索する中で、「資格スクエア公式チャンネル」という宅地建物取引士の取得スクールのチャンネルを発見。そこで、あるタレントがこのスクールを活用して宅地建物取引士を目指すというPR動画を見つけた。

この企画を見て、「私ならもっと演者としてうまくやれるし、合格もできる!」と直感で感じたなちゅは、自ら「私をPRに使ってください」と問い合わせた。そして宅建合格するまでの1年間を追うYouTube企画がスタートした。

「YouTubeで合格するまで追い込まれることで、プレッシャーをかけたかった。でも、全然勉強できなかったんですよ。最初の半年間はめっちゃサボっていました(笑)。そしたら当然ですが、先生にめちゃくちゃ怒られました。

本当にヤバいと思い、真面目にスクールに通い、試験までの最後の3か月間は不動産のアルバイトを休んで1日13時間くらい勉強していました。先生の教え方がすごく上手だったので、一気に勉強にのめり込み、毎日宅建のことしか考えられないくらいになっていました」

2019年12月、3回目のチャレンジで宅地建物取引士の試験に合格し、晴れて不動産業界で働き始めた。

「その頃には父の体調もよくなっていて、私の合格を一番に喜んでくれました」